*第5回 自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム [#d6d33465]
*第5回 自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム(ATTA2013) [#d6d33465]
'''Fifth symposium on Automatic Tuning Technology and its Application (5th ATTA)'''~
[[home:http://atrg.jp/ja/index.php?ATTA2013]]

日時: 2013年12月25日(水)10:00~18:00 (プログラム確定しました)~
場所:東京大学 理学部1号館 小柴ホール

参加無料・事前登録不要

***概要 [#h46b1d3b]
 自動チューニングは,ソフトウェアに自らを最適化する機能を組み込むことにより, 
多様な環境において優れた性能を実現することを目指すパラダイムです.スーパー
コンピュータから,省電力と高性能の両立が重要な 
課題である携帯端末まで,あらゆる分野の情報処理に適用できる技術となるよう, 
研究が進められています.

 本シンポジウムは,自動チューニングに関係する科学研究費プロジェクトの合同で, 
最新の研究成果と将来の研究展望をご報告いたします.今年は各科研費の発表時間を
長めに取り,研究成果についてより詳しくご説明いたします.また,招待講演として,
東京工業大学の遠藤敏夫先生と東京大学の羽角博康先生にご講演をいただきます.
(詳細は後程掲載いたします.)

 自動チューニングの基礎技術から自動チューニングの応用まで,ご興味のある 
多くの方のご参加をお願いいたします.

**プログラム(確定しました) [#x960ede9]
: 10:00~10:10 オープニング [[スライド:http://atrg.jp/ja/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=00suda.pdf&refer=ATTA2013]]| 自動チューニング研究会主査 東京大学 須田礼仁 
: 10:10~10:55 汎用自動チューニング機構を実現するためのソフトウェア基盤の研究 [[スライド:http://atrg.jp/ja/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=01suda.pdf&refer=ATTA2013]] | 東京大学 須田礼仁
: 11:00~11:45 実行時自動チューニング機能付き疎行列反復解法ライブラリのエクサスケール化 [[スライド1:http://atrg.jp/ja/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=02katagiri.pdf&refer=ATTA2013]] [[スライド2:http://atrg.jp/ja/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=03sakurai.pdf&refer=ATTA2013]] | 東京大学 片桐孝洋&br;
11:00~11:20 プロジェクト概要  東京大学 片桐孝洋&br;
11:20~11:45 実行時自動チューニング機能付き疎行列反復解法ライブラリのエク
サスケール化 ~Xabclibの機能とOpenFOAMへの適用~
        日立製作所中央研究所 櫻井隆雄
&br;&br;

: 13:00~14:00 【招待講演】ポストペタスケール時代に向けた格子系アルゴリズムの局所性向上 [[スライド:http://atrg.jp/ja/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=04endo.pdf&refer=ATTA2013]] | 東京工業大学 遠藤敏夫&br;
(概要)格子系計算は,流体・材料・構造解析など多彩な応用を持つ重要な計算であり,その高性能化・高精度化が求められている.しかしながらメモリウォール問題のために,今後のポストペタ・エクサスケール時代において,高性能と高精度の両立が困難になっていくと予想される.その両立に向けて,発表者が推進している,異種メモリ階層アーキテクチャ上における,時間ブロッキング法を中心とした局所性向上アルゴリズムについての研究について解説する.また,アーキテクチャとアルゴリズムの双方が複雑になるにつれ,最適化のためのパラメータ空間は爆発的に増大する.最適化を現実的な工数で可能とするための自動チューニング技術への期待についても論じる.&br;

: 14:15~15:15 【招待講演】海洋シミュレーションの現状・今後と自動チューニングへの期待 [[スライド:http://atrg.jp/ja/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=05hasumi.pdf&refer=ATTA2013]]|  東京大学 羽角博康&br;
(概要)海洋には小さな湾から大洋まで様々な空間スケールの循環が存在し、それらの間に相互作用があることはもちろん、乱流までに及ぶさらに小さなスケールの様々な物理現象がそれらの循環をコントロールする役割を担っている。こうした物理現象の全てを解像する海洋シミュレーションは不可能であり、従来は扱うスケールに応じた近似を用いて計算を効率化することが常であった。しかし、近年の計算機の発達によって同時に扱うことができるスケールレンジは飛躍的に広がり、それに伴って幅広いスケールの現象をシームレスにつないで効率良く計算することが求められている。また、近年は海洋環境の観点から、溶存物質や懸濁粒子などの動態に関するシミュレーションのニーズが高まっており、それらを高精度かつ高効率で計算する需要も大きい。現在および将来の海洋シミュレーションの方向性を紹介しながら、計算高速化に関する取り組みや悩み、そして自動チューニングへの期待を述べたい。&br;&br;

: 15:30~16:15 安全な計算状態操作機構の新しい実装 [[スライド:http://atrg.jp/ja/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=06yasugi.pdf&refer=ATTA2013]] | 九州工業大学 八杉昌宏
: 16:20~17:05 進化的アプローチによる超並列複合システム向け開発環境の創出 [[スライド:http://atrg.jp/ja/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=07takizawa.pdf&refer=ATTA2013]] | 東北大学 滝沢寛之
: 17:10~17:55 GPUプログラム最適化のための指示文を用いた自動チューニング機構の開発 [[スライド:http://atrg.jp/ja/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=08ohshima.pdf&refer=ATTA2013]] | 東京大学 大島聡史
: 17:55~18:00 クロージング | 東京大学 片桐孝洋

***懇親会 [#fdc22374]
終了後,18:30ごろから本郷3丁目付近で懇親会を予定しております.

=== 懇親会出席票 ここから ===~
※12月2日(月)中に、katagiri@cc.u-tokyo.ac.jpまでお送りください。~
 件名:ATTA15懇親会参加、としてください。

第5回 自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム~
懇親会出席票

12月25日の上記シンポジウム懇親会に出席します。~

時間:18:30ごろ~
場所:本郷3丁目付近~
予算:5000円程度(※当日現地で決定するため未定です)~

お名前:~
ご所属:~
備考(領収証が必要な場合は宛先名を記載してください):~
=== 懇親会出席票 ここまで ===~

**主催 [#ybe381f7]
自動チューニング研究会

文部科学省 科学研究費
- 汎用自動チューニング機構を実現するためのソフトウェア基盤の研究
- 実行時自動チューニング機能付き疎行列反復解法ライブラリのエクサスケール化
- 安全な計算状態操作機構の実用化
- GPUプログラム最適化のための指示文を用いた自動チューニング機構の開発

JST CREST「ポストペタスケール高性能計算に資するシステムソフトウェア技術の創出」領域~
- 進化的アプローチによる超並列複合システム向け開発環境の創出

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お問い合わせ:東京大学 須田礼仁~
E-mail: reiji あっと is.s.u-tokyo.ac.jp~
「あっと」を半角@に変換してください.

過去のシンポジウム:[[第1回:http://atrg.jp/atta/index2009.html]], [[第2回:http://atrg.jp/atta/index2010.html]], [[第3回:http://atrg.jp/atta/index2011.html]],[[第4回:http://atrg.jp/ja/index.php?ATTA2012]],[[第5回:http://atrg.jp/ja/index.php?ATTA2013]]



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