自動チューニング技術の現状と
応用に関するシンポジウム

Symposium on Automatic Tuning Technology and its Application
http://atrg.jp/atta/

更新:2009.10.28
当日は,多くの皆様にご参加いただきまして有難うございました.
当日の講演スライドをアップロードしました.

日時: 2009年10月22日(木)10:00〜17:20
場所: 東京大学 弥生講堂アネックス セイホクギャラリー
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/yayoi/plan_annex.html

近年,自動チューニングは,ソフトウェアに対する性能工学や数理モデルとしても
注目され始めており,また,ペタ・エクサスケールコンピューティングに向けても
国内外で話題に上ることが多くなってきました.本研究分野はこれまで高性能計算
が先導してきたものですが,米国では既に様々な分野との協力がなされています.
本シンポジウムでは,自動チューニングの研究開発成果の応用に向けた展開と
産業界での応用・普及さらには協力も視野に入れて,国内における最近の自動
チューニング研究プロジェクトをご紹介します.
要素技術のみならず,自動チューニング技術の応用にご興味をお持ちの皆様の
ご参加もお待ちしております.

プログラム (印刷用はこちら
10:00-10:05  開会挨拶
電気通信大学 今村俊幸
10:05-10:15  AT研究全体像について [スライド:0.8MB]
東京大学 須田礼仁
10:15-10:30  テーマ1 数理的側面の探求 [スライド:1.1MB]
東京大学 須田礼仁
10:30-10:45  テーマ2 ソフトウェア工学としての展開 [スライド:3.9MB]
東京大学 片桐孝洋
10:45-11:30  【招待講演】 [スライド:3.1MB]
分子軌道計算における対角化と自動チューニング技術への期待
産業技術総合研究所 長嶋雲兵
13:00-14:00  【基調講演】 [スライド:7.2MB]
ペタスケール時代のソフトウェア開発に向けて
理化学研究所 姫野龍太郎
14:00-14:15  テーマ3 マルチコア向け自動チューニングの展望 [スライド:2.1MB]
電気通信大学 今村俊幸
14:15-14:30  テーマ4 新アーキテクチャへのアプローチ [スライド:2.4MB]
東北大学 滝沢寛之
14:45-15:30  【招待講演】 [スライド:0.6MB]
高水準プログラミングによる細部の自由と計算状態操作機構
京都大学 八杉昌宏
15:30-15:45  テーマ5 アルゴリズム選択の自由化 [スライド:0.1MB]
東京大学 佐藤周行
15:45-16:00  テーマ6 大規模シミュレーション支援に向けて [スライド:2.1MB]
理化学研究所 伊藤祥司
16:00-17:00  パネル討論会
モデレータ:今村俊幸(電気通信大学)
パネリスト:長島雲兵(産業技術総合研究所),八杉昌宏(京都大学),
       須田礼仁(東京大学),伊藤祥司(理化学研究所)
17:00-17:20  閉会

終了後,懇親会を予定しております.
入場無料・事前登録不要
(懇親会は会費制です)

主催:自動チューニング研究会,
   文部科学省 科学研究費補助金
    特定領域研究「情報爆発時代のロバストな自動チューニングシステムに向けた数理的基盤技術の研究」
    基盤研究(B)「メニーコア・超並列時代に向けた自動チューニング記述言語の方式開発」
    基盤研究(B)「マルチコア複合環境を指向した適応型自動チューニング技術」
    若手研究(B)「異種複数のプロセッサを適材適所で活用する高性能計算フレームワークの構築」
    基盤研究(B)「階層的なアルゴリズム選択機構を有する自動チューニング方式の研究」
    基盤研究(B)「マルチプラットフォームの大規模数値シミュレーションを支援するフレームワークの構築」

実行委員長/お問い合わせ : 今村俊幸
E-mail: imamura あっと im.uec.ac.jp
   「あっと」を半角@に変換して下さい