第10回 自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム(ATTA2018)

Tenth symposium on Automatic Tuning Technology and its Application (10th ATTA)

日時: 2018年12月25日(火)10:30~17:30
場所:東京大学 弥生講堂 一条ホール 会場案内

参加無料・事前登録不要

概要

 自動チューニングは,ソフトウェアに自らを最適化する機能を組み込むことにより,多様な環境において優れた性能を実現することを目指すパラダイムです.スーパーコンピュータから,省電力と高性能の両立が重要な課題である携帯端末まで,あらゆる分野の情報処理に適用できる技術となるよう,研究が進められています.

 本シンポジウムは,自動チューニングに関係する科学研究費・JST さきがけなどプロジェクトの合同で,最新の研究成果と将来の研究展望をご報告いたします.また,招待講演としてアドバンスソフト株式会社の岩田潤一様、また名古屋大学の安藤嘉倫先生のお話をいただきます。

 自動チューニングの基礎技術から自動チューニングの応用まで,ご興味のある多くの方のご参加をお願いいたします.

プログラム

現状は仮プログラムです。変更になる可能性があります。

10:30~10:45 オープニング
自動チューニング研究会主査 名古屋大学 片桐孝洋 スライド
10:45~11:15 高性能・変動精度・高信頼性数値解析手法とその応用
東京大学 中島研吾
11:10~11:45 機械学習技術の活用による職人的プログラミングの知能化
東北大学 滝沢寛之 スライド

13:15~14:15【招待講演】アドバンスソフト株式会社 岩田潤一様
演題「第一原理電子状態計算手法の開発と産業利用への展開」
概要:アドバンスソフトでは、原子・分子のミクロなスケールから構造・流体のマクロなスケールまで、様々なレベルのシミュレーションを行うためのソフトウェア開発、それらを用いた受託解析、さらにこれらの経験を活かした受託のプログラム開発などを行っている。本講演では、原子・分子レベルの第一原理計算と呼ばれるシミュレーション手法を中心にして、アカデミア発のソフトウェア技術が、アドバンスソフトを介し、企業における研究開発に利用されるまでの一端をご紹介したい。 スライド

14:30~15:30【招待講演】名古屋大学 特任准教授 安藤嘉倫様
演題「汎用分子動力学計算ソフトウェアMODYLASへの自動チューニング技術適用の展望」
当研究室では高並列対応汎用分子動力学(MD)計算ソフトウェアMODYLASの開発を継続的に行っている。 汎用MDソフトではハードウェアの構成、計算対象(インプット)、さらにはサブルーチンごとに最適化のポイントが異なり, それを一般ユーザーが的確に理解し最適解を見つけ出すことは難しい。 この最適化問題へのAT技術の応用可能性について討論する。 スライド

15:45~16:15 移植性に優れた計算状態操作機構の評価
九州工業大学 八杉昌宏
16:15~16:45 通信回避・削減アルゴリズムのための自動チューニング技術の新展開
名古屋大学 片桐孝洋 スライド
16:45~17:15 データフロー主導型カスタム計算機システム開発基盤と自動チューニング技術
豊橋科学技術大学 佐藤幸紀 スライド
17:15~17:30 クロージング
東京大学 須田礼仁

懇親会

終了後,18:30ごろから本郷3丁目付近で懇親会を予定しております.

=== 懇親会出席票 ここから ===
※12月14日(金)中までに、下記問い合わせ先までお送りください。
件名:ATTA2018懇親会参加、としてください。

第10回 自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム
懇親会出席票

12月25日の上記シンポジウム懇親会に出席します。

時間:18:30ごろ
場所:本郷3丁目付近
予算:5000円程度(※当日現地で決定するため未定です)

お名前:
ご所属:
備考(領収証が必要な場合は宛先名を記載してください):
=== 懇親会出席票 ここまで ===

主催

自動チューニング研究会

文部科学省 科学研究費

  • 基盤研究(B)「通信回避・削減アルゴリズムのための自動チューニング技術の新展開」
  • 挑戦的研究(萌芽)「ディープラーニングを利用した革新的自動チューニング基盤の創製」
  • 基盤研究(B)「計算状態の精密操作に基づく高性能・高信頼システム技術」
  • 基盤研究(B)「機械学習技術の活用による職人的プログラミングの知能化」

JST さきがけ「革新的コンピューティング」

  • 「データフロー主導によるカスタム計算機システム開発基盤の体系化」

学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点

  • 「高性能・変動精度・高信頼性数値解析手法とその応用」

お問い合わせ:東京大学 須田礼仁
E-mail: reiji あっと is.s.u-tokyo.ac.jp
「あっと」を半角@に変換してください.

過去のシンポジウム:第1回第2回第3回第4回第5回, 第6回, 第7回, 第8回, 第9回


添付ファイル: file07sato.pdf 1732件 [詳細] file06katagiri.pdf 997件 [詳細] file04andoh.pdf 1006件 [詳細] file03iwata.pdf 2274件 [詳細] file02takizawa.pdf 1110件 [詳細] file00katagiri.pdf 811件 [詳細]

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Last-modified: 2019-01-07 (月) 18:04:43 (1930d)