第7回 自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム(ATTA2015)

Seventh symposium on Automatic Tuning Technology and its Application (7th ATTA)

日時: 2015年12月25日(金)10:00~18:00
場所:東京大学 山上会館

参加無料・事前登録不要

注意

付近でイベントがありますため,出張でご参加の方は,ホテル等宿泊の手配をお早めにしてください.

概要

 自動チューニングは,ソフトウェアに自らを最適化する機能を組み込むことにより, 多様な環境において優れた性能を実現することを目指すパラダイムです.スーパー コンピュータから,省電力と高性能の両立が重要な 課題である携帯端末まで,あらゆる分野の情報処理に適用できる技術となるよう, 研究が進められています.

 本シンポジウムは,自動チューニングに関係する科学研究費・JST CRESTプロジェク トの合同で, 最新の研究成果と将来の研究展望をご報告いたします.また,招待講演として東京工業大学の横田理央先生に FMM と自動チューニングに関してご講演いただきます.

 自動チューニングの基礎技術から自動チューニングの応用まで,ご興味のある 多くの方のご参加をお願いいたします.

プログラム

10:00~10:20 オープニング
自動チューニング研究会主査 東京大学 片桐孝洋
10:20~10:50 ppOpen-HPCの現状と今後の展開
東京大学 中島研吾
10:50~11:20 ppOpen-HPCコードを自動チューニングする言語ppOpen-ATの現状と新展開
東京大学 片桐孝洋
11:20~11:50 複合的・階層的な自動チューニングのための数理基盤手法
東京大学 須田礼仁

13:20~14:20【招待講演】FMMの自動チューニング可能なパラメータについて
東京工業大学 横田理央
(概要)Fast Multipole Method (FMM)はO(N)でありながら高い演算密度を有し,マルチグリッド法などに比べて非同期性が高い.応用の範囲も反復法の前処理やカーネル法を用いた機械学習へと拡張されており,エクサスケール時代の代替アルゴリズムとして幅広い分野から期待されている.FMMの計算速度の向上や通信の削減は精度と引き換えに行われるが,この際の可変パラメータには多重局展開の次数,近似相互作用の半径,木構造の末端あたりの要素数など様々なものがある.本研究では,これらのパラメータの相互関係性と自動チューニングの可能性について検討する.

14:40~15:10 代数的マルチグリッド法のパラメタ探索空間について
工学院大学 藤井昭宏
15:10~15:40 非同期的な数学的アルゴリズムのソフトウェアの可能性
理化学研究所 今村俊幸

16:00~16:30 多様な計算環境/計算モデルにおける計算状態操作機構
九州工業大学 八杉昌宏
16:30~17:00 進化的アプローチによる超並列複合システム向け開発環境の創出
東北大学 滝沢寛之
17:00~17:10 クロージング
東京大学 須田礼仁

懇親会

終了後,18:30ごろから本郷3丁目付近で懇親会を予定しております.

=== 懇親会出席票 ここから ===
※12月18日(金)中に、katagiri@cc.u-tokyo.ac.jpまでお送りください。
件名:ATTA2015懇親会参加、としてください。

第7回 自動チューニング技術の現状と応用に関するシンポジウム
懇親会出席票

12月25日の上記シンポジウム懇親会に出席します。

時間:18:30ごろ
場所:本郷3丁目付近
予算:5000円程度(※当日現地で決定するため未定です)

お名前:
ご所属:
備考(領収証が必要な場合は宛先名を記載してください):
=== 懇親会出席票 ここまで ===

主催

自動チューニング研究会

文部科学省 科学研究費

JST CREST「ポストペタスケール高性能計算に資するシステムソフトウェア技術の創出」領域


お問い合わせ:東京大学 須田礼仁
E-mail: reiji あっと is.s.u-tokyo.ac.jp
「あっと」を半角@に変換してください.

過去のシンポジウム:第1回第2回第3回第4回第5回, 第6回


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