講演会・勉強会・シンポジウム
第33回AT研究会オープンアカデミックセッション(ATOS33) 特別企画「LLMによる生成AIのHPC適用」 †
- 日時:2025年7月28日(月)14:00-17:30
- 場所:名古屋大学情報基盤センター2F 201演習室
- 現地およびZoomによるハイブリッド開催(すべての講演をZoom配信し,質問等も可能にいたします)
大規模言語モデル(LLM)を用いた生成AI技術は急速に発達し,さまざまなタスクに応用されている.プログラムコードの実装支援・自動生成にも応用され,既に実用化されつつある.しかし科学技術計算に用いられる数値計算コードや,高性能を達成するために性能最適化されたコードの生成においては,まだ技術的な課題が多い.また秘匿性のあるコードの開発にLLMを利用する場合,あるいはLLM自体の開発においては,ローカル環境でLLMを実行する必要があり,そこではHPC技術による加速が不可欠である.本会ではLLMによる生成AI技術とHPCの関わりに関して,最新の研究事例を交えながら議論を深める.
プログラム †
- 14:30-15:10: 講演2
- 「The AI CUDA Engineer: Agentic CUDA Kernel Discovery, Verification and Optimization」(招待講演)
- Robert Tjarko Lange, Qi Sun, Aaditya Prasad, Maxence Faldor, Yujin Tang, David Ha (Sakana AI)(講演者:Qi Sun)
- ※当初Zoomによる講演予定としていましたが現地講演の予定です.なお本講演は英語となります.
- 15:20-15:50: 講演3
- 「DifyのLLMエージェントとRAGを用いたHPCコード生成の展望」
- 林 俊一郎(名古屋大学大学院情報学研究科 修士1年)
- 16:30-17:00: 講演5
- 「医療分野における大規模視覚言語モデルの学習と活用 - SINETを介したデータ基盤と計算基盤の連携から医療画像対話的診断AIの実現まで-」
- 森健策(名古屋大学大学院情報学研究科・名古屋大学情報基盤センター 教授)
- 17:00-17:30: 講演6
- 「LLMを利用したFortranコードのC++変換」
- 今井廉(東北大学工学部 修士1年),河合直聡(東北大学サイバーサイエンスセンター 助教)(講演者:河合直聡)
- 18:00-: 懇親会
- 本山駅近辺(名古屋大学から地下鉄1駅 or 徒歩15分程度)
参加申込 †
以下のフォームよりお申し込みください.
参加前日までにご登録いただいたメールアドレスにZoomリンクをお送りします.
https://forms.gle/bbojcECTDUzduQ8C6
お問い合わせ †
mukunoki [_at_] cc.nagoya-u.ac.jp(名古屋大学情報基盤センター 椋木大地)